Free Guy (2021) / フリー・ガイ


想像を超えるおもしろさ

たまむすびの『アメリカ流れ者』のコーナーで紹介されてから、見に行かなくちゃと思っていたこの映画!コロナが落ち着いてきたのでやっと見に行くことができました!約2時間、ひたすらワクワクしながら見ることのできる作品でした。とても静かな日本の映画館でも、周辺から笑い声が聞こえるほどでした。

世界観はあのゲーム!?

舞台は世界中で大人気のゲーム『フリー・シティ』『なんでもあり』で有名な『グランド・セフト・オート(GTA)』を彷彿とさせる設定となっています。ゲーム内ではそこかしこで爆撃や盗みが起きています。プレイヤーは自分のキャラクターに武器や服を装備し、ゲーム内で破壊活動を楽しんでいるようです。


主人公はゲームのモブ(背景)キャラ

ライアン・レイノルズが演じる主人公のガイは、モブ(背景)キャラとして、平凡で退屈な毎日を繰り返します。『いやいや、モブキャラと言いつつ、ライアンだぜ?』と思って見ていましたが、やはり役者ですね~!モブらしい雰囲気がちゃんと出ているんですね(映画内では、『40歳の童貞男(The 40-Year-Old Virgin)』と表現)。プログラミングされたモブキャラたちの中で、唯一人間らしい会話ができる友人・バディとの心温まるやり取りにも注目です。


日本へのリスペクト

下記の記事によると、ライアン・レイノルズは度々日本を訪れ、『フリー・ガイ』内に日本の風景を入れたかったようです。


渋谷登場のアイディアはライアン・レイノルズが関係していた!?
https://www.cinemacafe.net/article/2021/08/20/74356.html

個人的には、『フリー・シティ』のゲーム会社の名前に笑ってしまいました。あの日本のゲーム会社は、一流のグローバル企業なのだなあと実感したことでした。


Thank you, production team, for a great piece!

映画の内容に興奮しつつも、息を呑む映像の美しさに、『一体どれだけ多くの製作時間を要したのだろう』、と考えずにはいられませんでした。最後のスタッフロールにびっしりと並ぶ名前、、、思わず涙が溢れるとともに、一人ひとりに拍手を送りたい気持ちでいっぱいでした。

美しいグラフィックと心弾む音楽。約2時間、日常を完全に忘れてしまうことができました!コロナで映画館に行くことは避けていましたが、ワクチン接種も進み、感染者数も激減していることですし、今後はもっと映画館に足を運ぼうと心から思ったことでした。


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